2019年6月15日
谷川先生にわかりやすくお話していただきました。

段差に挑戦!

少し慣れてきたかな?

エレベーターに後ろから乗り込みました。

次はどんな実践でしょうか?

ゆるいスロープでもまっすぐ進むのは大変!

坂を下る時のサポートは?

食堂のテーブルに着くのも一苦労・・・。

在学生が日頃感じていること等を話しました。

日時 |
2019年6月15日 |
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場所 |
7号館3階 アカデミックホール |
講師 |
谷川裕子氏(筑波大学附属桐が丘特別支援学校教諭) |
内容 |
車いすに関する知識と実践を通して、車いす利用者理解とサポートについて学ぶ講座です。 |
参加人数 | 22名(学生11名 職員11名) |
実施後記
街中や駅、そしてキャンパスの中で車いすを使用している方に出会うことがあります。実際に街で見かけた時、あるいはエレベーターや教室で会った時にどのように声をかけ、どう対応したらいいのでしょうか。
まずは講師の谷川先生に車いすの使用法について、教えていただきました。そして交替で車いすに乗りながら、教室の外へ出かけました。
バリアフリーなところが多い新座キャンパスですが、少し傾斜しているだけでスムーズに進めなかったり、ドアを開けるのに苦労したり、食堂のテーブルに着くのにも四苦八苦しました。また道のでこぼこや見た目ではわからないような傾斜の影響を受けることに驚いたりもしました。
自分で車いすを体験した後は、サポートについても教わりました。
車いすを押すコツや斜面でのサポートの仕方を実践しました。
講座を通して、車いすの使用法だけではなく、声掛けすることや相手に対する思いやりの気持ちの大切さを改めて学び、実感した2時間でした。
参加者の声
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今回実際に車いすに乗る方、手伝う方の両方を経験し、"介助"のイメージが大きく変わりました。それは、"介助"とは大きなこと、特別なことではなく、私たちの誰にでも出来る、小さな行動、親切心、声がけ(コミュニケーション)なのだとわかりました。(文学部3年生)
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段差を下りる時や坂道を下る時に車いすに乗っていると怖いと感じました。ちょっとした声かけがあると安心するので、やはりコミュニケーションが1番大事だと納得しました。実際に体験談などを聞くことができて、自分では考えられなかったような視点があるのだなと実感しました。(法学部2年生)
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サポートする側、乗る側、両者の立場を体験できたのが良かった。(観光学部3年生)
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一見平らに見える道でも曲がった方向に進んでいくので、扱いに慣れが必要だと思った。何よりも、押された時の不安感はなかなか体験できるものではなく、貴重な時間となった。(コミュニティ福祉学部2年生)
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実際に学生の声を聞くことができたのがとても良かったです。また、日常生活の中で声をかけるべきだった場面が思いおこされ、今後はドアをあけておく、いすをひく、荷物を持っておくなど出来ることは自ら取り組もうと決意しました。(職員)