立教大学が伝統的に展開している学生を対象とした課外教育プログラムです。教室から外へ出て、さまざまな現実に直接触れることを通して学びを深めるプログラムを「キャンプ」と呼んでいます。
キャンプ参加者とのかかわりやそこに生きている人々との共同生活を通して、自己発見・他者理解を深め、聖書のメッセージを体験的に学びます。募集は、ホームページや学内掲示板を通してお知らせする予定です。
奥中山ワークキャンプ
※本学学生対象です。
奥中山。ここには、人を想い、人に生きる人たちがいます。
まず、出掛けていくこと。
大切な気づきは、そこからはじまるはずです。
岩手県奥中山にある「小さき群の里」では、知的しょうがいとともに生きる方々が共同生活をおくるなかで農業・畜産・食品加工などの作業に従事し、社会の中で自立する準備をしています。
参加者はここでの7日間にわたる、施設利用者の皆さんとの作業(ジャガイモ掘りなど)、立教大学のキャンパーで行う作業(倉庫の移築など)、参加者同士の話し合いを通じて、しょうがいしゃへの理解を深めるとともに、自己理解、他者理解の深化を目指します。
2025年度 説明会開催
新座キャンパス
5月19日(月) 12時40分~13時10分 2号館 N211教室
池袋キャンパス
5月20日(火) 12時40分~13時10分 本館 1204教室
- ※昼食を食べながらご参加いただけます。また、説明会に参加しなくとも応募は可能です。
2025年度 募集概要
| 場所 | 社会福祉法人カナンの園「小さき群の里」(岩手県二戸郡一戸町奥中山) |
|---|---|
| 期間 | 9月1日(月)~9月7日(日)6泊7日
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| 概要 | 訪問先である知的しょうがい者施設での労働奉仕、参加者同士の話し合いを通じて、しょうがい者への理解を深めると共に、自己理解、他者理解の深化を目指します。キャンプ前に事前ミーティングを3回程度行います。 |
| 定員 | 10名(定員を超えての応募があった場合は抽選となります) |
| 参加費 | 27,000円(予定)
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| 募集期間 | 6月2日(月)~6月19日(木) |
| 詳細・申込方法 | 詳細は2025年度奥中山ワークキャンプ募集要項にてご確認ください。 |
| 参加者の感想 | 「また奥中山に行きたい!」キャンプ参加者が皆そう思うくらい奥中山は本当にステキなところです。パン・ジャムがおいしい! 景色がきれい! 一度見てしまったら絶対に忘れられない満点の星空! そして、何よりも人を感じられる場所。奥中山ワークキャンプを漢字一文字で表すと、私は「人」という字を思い浮かべます。キャンプのメンバー、里の職員さん、そして利用者さんと出会い、人と対話することを学びます。気付かなかった人の気持ち、知らなかった新しい自分を見つけられるキャンプだと思います。 |
榛名ボランティアキャンプ
※本学学生対象です。
互いに助け合って生きる、これは互いに信頼して生きていくこと。私たちは援助する側・される側に分け隔てられるのではなく、援助する時もされる時もある存在です。先進的な総合的高齢者福祉施設「新生会」で、高齢者の方と触れ合いながら、ボランティアマインドを学び、同時に自らの人生について生きること・老いること・共にあること、そしてそれらを通して聖書のメッセージを体験的に学ぶプログラムです。
2025年度 説明会開催
新座キャンパス
5月21日(水)12時40分~13時10分 2号館 N211教室
池袋キャンパス
5月23日(金)12時40分~13時10分 本館 1103教室
- ※昼食を食べながらご参加いただけます。また、説明会に参加しなくとも応募は可能です。
2025年度 募集概要
| 場所 | 社会福祉法人新生会(群馬県高崎市中室田町) |
|---|---|
| 期間 | 8月25日(月)~8月29日(金)4泊5日 |
| 概要 | 聖公会系総合高齢者福祉施設「新生会」で、高齢者の方々と触れ合いながら、生きること、老いること、人と共にあること、そしてそれらをとおして聖書のメッセージを体験的に学ぶプログラムです。 |
| 定員 | 10名
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| 参加費 | 18,000円(予定)
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| 参加条件 | 立教大学在学生(学部、大学院) |
| 募集期間 | 6月2日(月)~6月19日(木) |
| 詳細・申込方法 | 詳細は2025年度榛名ボランティアキャンプ 募集要項にてご確認ください。 申込は以下の「榛名ボランティアキャンプ」申込書に必要事項を記入し、チャプレン室事務課(池袋・新座キャンパスチャペル会館内)まで持参してください。 |
| 参加者の感想 | 「自分の『高齢者・老いること』への考え方が180度変わるきっかけとなったのは、入居者の方々、職員の方々などの多くの人との出会いである。入居者の方とのお話(戦争の時代や若い頃)から様々な形の生き方と出会い、職員の方の仕事の様子からは"関わる"という福祉の原点に出会った。これらの出会いが自分の考え・価値観を変え、講義では学べないことをたくさん学ぶきっかけになった。人と出会う・関わることは素晴らしいことだなと実感し、改めて福祉を学ぶ者として「福祉を選んで良かった」「福祉っていいな」と強く思うようになった。この気持ちをわすれず、これからの学生生活、実習やボランティアでも、一つ一つの人との出会いを大切にし、その関わりを長く続けていきたいと思う。」 |