熱中症に注意しましょう​

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熱中症って??

熱中症は高温多湿な環境にいることにより、体温調節機能が働かなくなって起こる健康障害の総称です。
死につながることもありますが、予防も対処も出来る健康障害です。
環境、からだ、行動の要因で熱中症になります。正しい知識を持ち、熱中症による事故のないよう過ごしてください。

熱中症かな?? と思ったら

どんな環境で熱中症になるの??

気温だけが原因ではありません。湿度が高い時、気流がない時(風がない)、日差しの強さ、など複合的な要因で引き起こされます。
気温が低くても「暑さ指数」が高ければ、体内の水分や電解質のバランスが崩れ、体温調節機能が働かなくなってしまい、体内に熱がこもってしまうのです。
気温と湿度と輻射熱を組み合わせた「暑さ指数」は、WBGT(湿球黒球温度)専用の計測機器で測れます。体育館に設置されていますので確認してみましょう。

どんな人が熱中症になりやすいの??

その日の体調によっても左右されます。また急に暑くなり、暑さに慣れていない時も要注意です。
体調不良時、脱水状態の時(二日酔いや下痢の時、何も食べていない時)、寝不足、持病のある人、肥満、高齢者やこども、は特に注意が必要です。

どんな行動で熱中症になるの??

暑熱空間に長時間いる、激しい・慣れない運動、水分補給をしない・出来ない、暑さに慣れていない、時が危険です。
運動をする時には体調や活動時間、暑さ指数をよく考えて行いましょう。
室内でも気流がなく気温が高ければ熱中症になります。防具や重厚なユニフォームを着用して行う運動も要注意です。
また、活動中は休憩をとることも重要です。

熱中症を予防するには??

環境の確認

暑さ指数を確認しましょう。活動する時間帯は適していますか。

体調管理

睡眠不足は避け、朝食もとりましょう。

こまめな水分・塩分補給

喉の渇きを感じる前に水分をとりましょう。たくさん汗をかいたら水分+塩分補給も忘れずに。
100ml中にナトリウムが40~80mg含まれている飲みものが理想です。

暑さに体を慣らす

急に暑くなった時に体温調節機能がついていかず熱中症になりやすいです。
梅雨の晴れ間、合宿初日、不慣れな運動をする時、などは注意しましょう。

衣服で調整

吸湿性・通気性の良い衣服や帽子の着用、日傘を利用する、など工夫しましょう。

参考