薬物乱用とは
医薬品を医療目的以外に使用したり、医療目的にない薬物を不正に使用したりすることをいいます。
このような目的で使用した場合、たとえ1回使用しただけでも、薬物乱用にあたります。
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薬物乱用のきっかけ
忍びよる巧みな手口・好奇心

「一回なら大丈夫」「いい気分が味わえる」「イヤになればすぐ止められる」などと誘われるかもしれませんが、絶対に手を出してはいけません。その場のノリや無責任な誘いかけ、好奇心に流されないようにしましょう。
薬物乱用の恐ろしさ
- 1回の使用でも脳出血、心不全などで死に至ることがあります。
- 大脳の神経細胞が侵され、脳の機能に異常をきたし、幻覚、妄想、錯乱などの精神障害が生じます。
- 薬物をやめた後でも、ストレス、飲酒などがきっかけで精神障害が再び起きることがあります。薬物による害は一生続きます。
- 視神経の異常や眼底出血を引き起こし、視力低下や失明を招きます。
- 肺、胃、肝臓、腎臓などの各器官に深刻な悪影響を及ぼします。
精神的・身体的に薬物に依存し、薬漬けの毎日となります

保持しているだけでも懲役刑を科されるなど、法律で厳しく罰せられます。
乱用薬物の主な種類・作用

危険ドラッグは大変危険!違法です!
インターネット上の販売サイト・掲示板・ツイッター等で「お香」「合法ハーブ」「アロマリキッド」などと称して販売されていることが多く、あたかも身体影響が少なく安全であるかのように誤解を受けやすいですが、麻薬や覚せい剤などと同様の成分が含まれており、大変有害で危険なドラッグです。


死んでしまうことも!
危険ドラッグの成分や含有量は商品によってまちまちであり、吐いたり、意識を失ったり、暴れたりなど様々な健康被害が報告されています。最悪の場合は死に至ってしまうこともある危険なドラッグです。一時的にいい気分になると言われていますが、その作用が切れたときの絶望感や不安感は耐えられないほどに強いので、それから逃れるために、またドラッグに手を出してしまい(依存)、次第に自分の意志では止められなくなってしまいます。また、繰り返し使用していると、一回に使う量がどんどん増えていきます(耐性)。こうなると依存状態となり、薬物なしでは生活できなくなります。

