履修について
Q 抽選登録科目における抽選のしくみや状況について教えてほしい
授業内容による履修者数の適正規模を勘案し、授業の質を維持するために、一部の科目では定員を設けています。
定員を設けている科目では、科目ごとにコンピューターによる無作為な抽選が行われます。過去の申請履歴や同時申請の状況などに関わらず、全学生が公平に抽選されます。
このような抽選登録科目は、人気のある科目や時間帯によって倍率が異なります。知名度が高い科目やスポーツ実習科目、各曜日2時限、3時限の少人数科目の倍率はどうしても高くなってしまう傾向があります。履修申請時には、抽選登録画面に申請者数が表示されますので、募集定員の情報と併せて参考にしてください。
また、全学共通科目の総合系科目については、2次抽選期間で定員に満たなかった科目は、自由に登録できる科目(科目コード登録)に移行します。移行後は定員に関係なく履修登録することができます。
Q たくさん単位をとって卒業したほうが就職などにも有利ではないかと思いますが、履修登録上限単位が決まっているのはどうしてですか?
4単位の修得には授業時間と同程度の予習・復習の時間が必要だと考えられており、それらの時間数も考慮した上で本学では42~48単位を年間で履修登録できる上限として定めています。
授業について
Q 国民の祝日に授業を行い、代わりに平日を休講日とする日があるのはどうしてでしょうか?
文部科学省が定めた大学設置基準に基づき、単位の認定には各曜日の授業回数を均等に確保する必要があるため、特定の祝日に授業を実施しています。また、いくつかの平日を全日休講日として設定しています。 どの日を祝日授業日または平日休講日とするかは、年度ごとに検討を行っています。
Q 授業の出席状況を知りたいのですが。
大学では、学生個別の出席状況は把握していません。また、出欠を取るかどうかは授業により異なり、出席状況の管理は科目担当者(教員)に一任されています。言語(の修得を目指す)科目、は出席重視ですので、その単位が修得できているときは、大学の授業に出席している一定の目安となります。
Q 部活動の試合等で授業を欠席しなくてはいけない場合、公休は認めてもらえるのでしょうか?
大学全体の共通ルールとして、いわゆる公欠制度は設けておりません。
学校感染症に罹患した場合と裁判員制度に伴う場合にのみ、所定の申請手続きをおこなうことで「授業欠席に対する配慮依頼」文書を発行しています。ただしその場合も、どのように配慮するか(しないかも含め)は科目担当教員の判断に委ねられております。
また、教職課程の教育実習や、日本代表としてのスポーツ公式試合参加の場合に配慮依頼文書が発行されるケースがありますが、欠席した授業への配慮有無や内容については科目担当教員の判断によります。
Q 授業とアルバイト、クラブとの両立が大変そうです。
大学生活において学業以外の様々な経験も大切ですが、4年間での卒業に向けてバランスを考えてアルバイトやクラブ活動などに取り組んでいくことが重要になります。まずは学生本人がどのような学生生活を送りたいか計画を立てることが肝要です。履修計画について確認したいことがあれば、教務事務センターへご相談ください。
Q ゼミに入れませんでした。就活に不利になるのでなんとかなりませんか?
ゼミナール(演習)が必修でない学部では、定められた申込期間に学生自身がエントリーし、選考が行われます。多くの学部が2次または3次と追加募集を行っており、一次募集の選考にもれても別のゼミナール(演習)へ応募する機会が与えられていますので、第一希望に捉われずに応募してみてください。また、就職活動に不安がある場合は、キャリアセンターをご活用ください。
Q 授業についていけないと言っています。
各授業については、その科目の担当教員に直接相談いただければ、その科目の特性に沿った具体的なアドバイスを受けることができます。また、大学での学び全般についての不安や相談は、アカデミックアドバイザー制度等をご利用ください(『保護者のための大学案内 2023-2024』P.17の「4.大学における学修のサポート制度」を参照)。また、図書館ではレポートや論文作成のための学習支援を行っています。本学の大学院生であるラーニングアドバイザーが、レポートや論文のテーマ設定から文献探し、執筆までをアドバイスしています。また、各種データベース講習会や文献の探し方を学ぶ講座を定期的に開催していますので、是非ご活用ください。その他、学生生活全般の不安や相談については、学生相談所が対応しておりますのでご利用ください。
成績について
Q 4年間で卒業できるでしょうか?
卒業には4年間(8学期)以上在学して、定められた単位数を修得しなければなりません。単位の修得状況については、『保護者のための大学案内 2023-2024』P.17の「2.卒業までに必要な単位数、1年間で履修できる単位数と平均的な修得単位数」をご参照ください。履修計画に不安がある場合は、教務事務センターに相談へ行くようお伝えください。なお、本学では4年次まで自動的に進級しますが、4年間在学しても卒業に必要な単位数を修得していない場合は、4年次に留年することになります。
Q 成績表が送られてきても見方がよくわかりません。
『保護者のための大学案内 2023-2024』P.18の「6.成績表の見方」を参考に、成績と単位修得状況をご確認ください。
卒業に必要な単位の修得状況については、<<単位集計>>で確認することができます。卒業単位(卒業に必要な単位数)のうちどのくらい修得単位があるかで、卒業までに不足している単位の状況もわかります。
個別の科目の単位と成績は、授業科目の欄をご覧ください。成績に「S~C」「合」「認」とあるものは、修得単位として<<単位集計>>に集計されています。また、科目の備考欄に「自由」とある科目の単位は、<<単位集計>>の自由科目に算入されています。なお、科目の備考欄に「随意」とある科目の単位は、卒業単位には含まれません。
Q 学内での成績順位などはわかりますか?
学生によって履修している科目の種類や数が異なり、相互に比較のしようがないため、大学として順位の算出は行っていません
進学について
Q 大学院に進む場合、どのくらいの成績が必要になりますか?
成績の目安といっても研究科によって入学要件が多様なため一概にはいえません。
また、入学するための学力だけでなく、入学後にどのような研究活動をするかも重要になるため、学生本人から教員に直接相談することをおすすめします。
Q 学部入学から大学院修了まで5年でできる制度があると聞きましたが、どのような制度ですか?
4年間の学部教育と1年間の大学院教育(博士課程前期課程)を組み合わせ、最短で学部入学から5年間で学士号と修士号を取得できる制度がある学部があります。在籍期間を1年伸ばすだけで、学部レベルよりも深いレベルの勉強や、より本格的な学術研究ができます。
学部によって制度自体の有無、名称や詳細内容が異なりますので、所属する学部にお問い合わせください。