世界保健機構(WHO)は、毎年5月31日を「世界禁煙デー」と定め、喫煙しないことが一般的な社会習慣となることを目指しています。これを受け、厚生労働省では、世界禁煙デーに始まる1週間(5月31日~6月6日)を「禁煙週間」と定め、禁煙や受動喫煙防止のための様々な施策が講じられています。
立教大学においても、喫煙や望まない受動喫煙から学生・教職員の健康を守り、快適でクリーンなキャンパス環境を確保するため、ここに「立教大学禁煙宣言」を発出し、受動喫煙防止に関する取り組みを強く推進してまいります。
立教大学禁煙宣言
立教大学では、健康増進法の趣旨に基づき、非喫煙者の健康を守り、望まない受動喫煙を防止する観点から、キャンパス内の禁煙化を進めてきました。その結果、現在は指定喫煙所を除いてキャンパス内はすべて禁煙となっています。
立教大学は、一人ひとりの「人間の尊厳」を大切にし、他者の痛みに敏感に共感できる者たちを生み育てることを「建学の精神」の根幹としてきました。喫煙においても喫煙者自身の健康だけでなく、受動喫煙を通じて周囲の非喫煙者に対しても様々な健康被害を引き起こすことを考えて行動する必要があります。また、歩きタバコや吸い殻のポイ捨て等、他者を顧みず近隣地域に迷惑をかける行為は断じて許されません。
大学は多くの方々が集まる公共性の高い場所です。学生のみなさんや教職員を含め立教大学に関わるすべての方々の健康を守るため、キャンパス内完全禁煙を目指して、喫煙所の削減、卒煙支援、喫煙マナー向上の啓発など様々な活動を積極的に推進していきます。
みなさんのご理解とご協力をいただきながら協働して快適で健康的なキャンパスを実現することを宣言いたします。
2022年5月31日
立教大学総長 西原 廉太
立教大学の受動喫煙防止に関する取り組み
- 2022年度より「指定喫煙場所」の名称を「卒煙支援エリア」に変更し、「喫煙可能な場所」ではなく「喫煙者が卒煙できるようサポートする場所」とします。
- ※卒煙支援エリア以外での喫煙は禁じます。
- 「卒煙支援エリア」は段階的に撤去し、最終的には各キャンパス1ヶ所まで削減します。
- ※詳細が決まり次第、SPIRIT等でお知らせいたします。
- 学生・教職員の健康への意識を高め、卒煙サポート、喫煙マナー教育、新たな喫煙者を生まない禁煙教育などの啓発活動を積極的に推進していきます。
卒煙支援エリア
- ※2022年度より「指定喫煙場所」は「卒煙支援エリア」に名称が変わりました。
受動喫煙防止パンフレット
喫煙者の方へ
大学の保健室でも禁煙のご相談にのっていますので、ご希望の方は各キャンパスの保健室にご連絡ください。
2025年度禁煙プログラム(春実施)について
- ※受付終了
学生健康保険互助組合では、禁煙による健康増進と受動喫煙の防止を目的とする禁煙プログラムを実施します。
- ※2025年度春学期は受付を終了しました。秋学期に再度実施予定です。
保健室
池袋キャンパス
TEL:03-3985-2651
新座キャンパス
TEL:048-471-6680