一貫連携教育・立教学院清里環境ボランティアキャンプ

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一貫連携教育について

立教大学は「立教学院」と言う学校法人に属していますが、「立教学院」には、「立教大学」の他、「立教小学校」「立教池袋中学校・高等学校」「立教新座中学校・高等学校」があります。

一貫連携教育とは、同じ学校法人に属する各校が同じ教育目標を立て、連携・協働して進める教育活動を指し、清里環境ボランティアキャンプは立教学院唯一の「一貫連携教育プログラム」です。

清里環境ボランティアについて

『共に生きる力を育てる』をテーマに、「立教小学校」から「立教大学」までの通常、児童・生徒・学生・教職員約70名が清里の地に一堂で集い、2泊3日の寝食を共にしながら清里清泉寮キャンプ場・自然学校周辺の自然歩道の整備などのボランティア活動を行います。

年代の異なる仲間と協働して、大自然に触れ、自然を保護するという使命感を共有し、活動します。

「立教大学」からは、大学生10名程度がキャンプリーダーになり、自然環境保護の専門家(レンジャー)と共にプログラムを創ったり、キャンプの企画や実際の運営にあたります。

ポール・ラッシュ博士について

活動先の清里や清泉寮は立教学院と深い関係にあります。

山間高冷地の清里に、酪農や西洋野菜の栽培促進による開拓支援を行ったのがポール・ラッシュ博士と立教の学生たちです。

ポール・ラッシュ博士は元立教大学教授で、立教に米国聖アンデレ同胞会(BSA)日本支部を設立し、「祈りと奉仕」をモットーにボランティア活動を広めた方です。立教大学池袋キャンパスのポール・ラッシュアスレチックセンターもその名前に由来しており、日本に初めてアメリカンフットボールを紹介した人物でもあります。

博士はこの清里に清泉寮を建設し、学生の活動拠点とし、またアメリカの支援を受けてキープ協会を設立し、高冷地農業の普及などを通して日本の農業復興に大きな貢献をしました。

スケジュール・具体的な活動内容(参考:2019年度)

学内での事前学習、現地での環境ボランティア活動や参加者同志の交流、事後研修を通して、一連のプログラムが構成されています。

  • 実施年度により、プログラム内容は変更となる場合があります。

1.事前研修

キャンプ出発前に、4回程度の事前研修と大学生のみのグループ別ワークを行いプログラムの企画・運営方法を考えます。また、各校の教職員で組織される実行委員会で、各プログラムの企画・運営方法をプレゼンテーションし、協議します。

2.キャンプ当日

8月中旬頃 1日目

8:00

集合(立教大学池袋キャンパス タッカーホール前)

8:30

出発(バスにて)

12:30

到着、開会礼拝、昼食

13:30

オリエンテーション
アイスブレイク・全体レクチャー・フィールド散策

18:30

夕食

19:30

目標づくり・役割づくり

20:30

ナイトハイク(星空体験)

21:00

小学生就寝

開会礼拝
アイスブレイク(オリエンテーション)
フィールド散策
目標づくり・役割づくり

8月中旬頃 2日目

7:15

起床後、礼拝

9:30

グループごとの環境整備ボランティア
(自然歩道「カラマツ林の小径」などの整備)

13:30

グループごとの環境整備ボランティア(午前の続き)

16:00

グループごとの自由時間

19:20

レクリエーション

21:00

小学生就寝、高校生と大学生の交流会

ボランティア準備
昼食
環境ボランティア作業
レクリエーション

8月中旬頃 3日目

7:15

起床後、礼拝

8:00

朝食後、宿舎の片付け

8:45

3日間のふりかえり(1日目に作った目標をもとに)

10:25

閉会礼拝・自由時間

11:30

昼食

12:30

出発(バスにて)

16:30

到着・解散(立教大学池袋キャンパス タッカーホール前)

礼拝
3日間の振り返り作業
班ごとの発表
解散前の全体写真

3.事後研修

反省会を行い、活動のふりかえりを行います。
また、次年度の4月に、大学構内で写真展を開催します。

4月立教キャンプロビー展
清里環境ボランティアキャンプの紹介