山形県高畠町
山形県の南東部に位置する高畠町は、扇状地に拓けた農業が盛んな町で、「まほろばの里」と呼ばれます。
「まほろば」とは、古事記などにみられる「まほら」という古語に由来し、「周囲が山々に囲まれた平地で、実り豊かな住みよいところ」という意味があります。
日本の原風景と言える豊かな自然を有し、独自の農民文化を醸成してきた高畠町が、農業体験のフィールドとなっています。




上和田有機米生産組合
有機農業で知られる高畠町の和田地区に1986年に誕生しました。
大量の農薬や化学肥料などを使用した「作物を育てる力を奪う」農業から脱却し、試行錯誤を経て、土が本来持っている力を引き出す農業へと転換しました。現在も「食」の本質と地域環境保全、「産消提携」による主体的な流通を探求し、消費者とともに土づくり・ふるさとづくりに取り組んでいます。


スケジュール・具体的な活動内容(参考:2019年度)
学内での事前学習、現地での農作業体験や組合の方々との交流、事後研修を通して、一連のプログラムが構成されています。
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※実施年度により、プログラム内容は変更となる場合があります。
1.事前学習
農業体験の出発前に、2回の事前学習を行います。


2.現地プログラム
9月上旬頃 1日目
10:00頃 |
東京駅発 |
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12:40頃 |
高畠駅着、グループごとに援農へ |
14:00 |
農作業 |
18:00 |
宿舎着(民俗資料館) |
18:30 |
夕食 |
20:00 |
上和田有機米組合長 講演 |
21:30 |
ふりかえり |
9月上旬頃 2日目
6:30 |
起床(食事当番は6:00より朝食準備) |
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8:00 |
朝食後、グループごとに援農へ |
9:00 |
農作業 |
12:00 |
昼食・休憩 |
13:30 |
農作業 |
15:00 |
作業終了 |
16:30 |
宿舎着(民俗資料館) |
20:00 |
夕食後、上和田有機米組合青年部の方々との交流会 |
21:30 |
ふりかえり |
9月上旬頃 3日目
6:30 |
起床(食事当番は6:00より朝食準備) |
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8:00 |
朝食後グループごとに援農へ |
9:00 |
農作業 |
12:00 |
昼食・休憩 |
13:30 |
農作業 |
17:00 |
作業終了
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9月上旬頃 4日目
6:30 |
起床 |
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8:30 |
農作業 |
12:00 |
昼食・休憩 |
15:30 |
宿舎着(民俗資料館) |
20:00 |
夕食後、高畠在住の立教OB・OGの方々との懇談会 |
21:30 |
ふりかえり、発表会準備 |
9月上旬頃 5日目
6:30 |
起床(食事当番は6:00より朝食準備) |
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8:00 |
朝食後グループごとに援農へ |
9:00 |
農作業 |
12:00 |
作業終了 |
12:30 |
宿舎着(民俗資料館)、昼食 |
14:00 |
交流会・発表会準備 |
17:00 |
グループ発表会 |
18:00 |
上和田有機米組合 組合員の方々との感謝夕食会 |
22:30 |
ふりかえり |
9月上旬頃 6日目
6:30 |
起床 |
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8:30 |
朝食後片付け |
9:00 |
最終ふりかえり・フィードバック |
10:45 |
そば打ち体験 |
12:00 |
昼食 |
12:30 |
ゆうきの里さんさんにて解散 |












3.ふりかえりレポート作成(体験の言語化)
プログラム終了後、高畠での体験を通じて考えたことをレポートにまとめて、提出しています。
4.事後研修会
農業体験のふりかえりなどを行います。
5.その他
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ホームカミングデーなど
立教大学校友(卒業生)向けのイベントで、高畠の有機米の販売を行います。また、学食では高畠の有機米のPR活動が行われます。



