中国語

中国語を学ぶ

教員からのメッセージ

中国語は漢字を使い、単語を組み合わせることで意味が確定します。英語のような品詞の活用もないので、語順を覚えることで表現の幅がどんどん広がります。発音は「ピンイン」というアルファベット表記と、4種類の記号で表す声調が理解できれば大丈夫!中国語の漢字は「1字1音」が基本なので、ある意味、「人」という漢字を「仙人(にん)、偉人(じん)、恋人(びと)」と読み分ける日本語よりもシンプルです。

立教大学では1年次必修科目で発音と基本的な文法や会話・表現を無理なくマスターできるカリキュラムになっています。また、バラエティーに富んだ自由科目を開講しており、多様な学修のニーズにも対応しています。ぜひ中国語を学んでご自身の視野をさらに広げてみましょう!

中国語を学ぶ4つの理由

  • 中国語を母語とする人口は英語に次ぐ世界第2位であり、実用性の高い外国語と言えます。
  • インバウンドの観光客やビジネスで訪日する中国語圏の方も多く、中国語での「おもてなし」も需要が高いです。
  • 中国語圏からの留学生も多いので、キャンパスで中国語を使って交流できる機会もたくさんあります。
  • 中国語は漢字を使うため、日本人にとっても親しみやすく、たいへん学びやすい外国語です。

研究室だより

履修モデル

授業紹介

留学準備領域

留学に求められる言語運用能力を修得しつつ、あわせて当該地域の文化を学ぶことを目指す領域です。

CEFR科目名

A1~B1

中国語総合1~3

  • 詳しい科目一覧はRGuideで確認してください。
  • 2024年度に言語自由科目のカリキュラム改訂を行い、2024年度以降2027年度まで順次科目を新設しています(2027年度に全言語完成予定)。

教員からのおすすめ科目紹介

中国語総合2

「中国語総合2」は主に中国語圏への留学を希望する学生の受講を想定し、留学生活に必要な中国語の総合的な運用能力の育成・向上を目指します。実践的な中国語力を鍛えるとともに、中国語圏の社会や文化に関する幅広い知識を身につけてもらうことにもウェイトを置いています。

学生の声

留学をするにあたって現地に行ったときに、少しでも理解できるようにしたいと思い、履修しました。授業ではさまざまな内容の文章を音読することで発音の確認だけでなく、中国語圏の文化も学べるのでより興味を深めることができます。この授業を履修した上で、現地に行くことで、スピーキング力の向上や文化を学ぶ意欲を高め、中国語学習を継続するきっかけにしていきたいです。(観光学部交流文化学科2年次)

  • 2024年度の授業内容です。
中国語総合3

「中国語総合3」は中国語圏の社会や文化に関する知識・理解を深めながら、さまざまなテーマや話題について中国語で簡単な意見交換ができるようになることを目指します。授業では留学時の提出資料としてよく使われる「HSK(漢語水平考試)」などの過去問や模試なども扱っています。

学生の声

講義内容はテキストの文章読解と文法解説が中心でしたが、クラスの理解度を踏まえて細かく要所要所で説明をしてくださいました。また文法だけでなくテキストで触れた中国文化についても教えてくださり、楽しく中国語との距離を縮めることができます。また、HSK(中国語の検定)対策として文法・単語のプリントを配布してくださるなど授業外でも学習がしやすいような環境を整えてくださるのも林先生の講義の魅力だと思います。(観光学部観光学科3年次)

  • 2024年度の授業内容です。

プロジェクト領域

必修科目で学修した内容を生かして当該地域の社会や文化について学び、言語運用能力のゆるやかな向上と文化的教養を培うことを目指す領域です。

  • 必修科目で中国語を履修した方は「入門中国語」を履修することができません。
CEFR科目名

A2〜C1

中国語演習1~4

A1

入門中国語

  • 詳しい科目一覧はRGuideで確認してください。
  • 2024年度に言語自由科目のカリキュラム改訂を行い、2024年度以降2027年度まで順次科目を新設しています(2027年度に全言語完成予定)。

教員からのおすすめ科目紹介

中国語演習1

学修の教材として中国製のビデオゲームやボードゲームを使って、みんなでプレイしながら、そこに出てくるテキストを翻訳したり、ゲーム内の謎解きをしていきます。学んだキーワードや文法・表現を駆使しながら、楽しく中国語をマスターしていきます。

学生の声

中国語のゲームをみんなでプレイしたり、中国アニメを見たりしながら、言語表現や中国文化を楽しく学ぶことのできる授業です。教科書的な内容にこだわらず、体験を通して知識を深め、日常的な会話を身につけることができました。(コミュニティ福祉学部コミュニティ福祉学科2年次)

  • 2024年度の授業内容です。
中国語演習2

中国語圏の飲食文化について広く扱います。中国八大料理や中国各地のお茶・お酒などについて紹介するほか、料理の注文や味の表現なども中国語で学びます。「餃子」の回では教員が粘土で皮作りを実演しながら、調理時に使う中国語なども解説しました。

学生の声

単に「中国語を」学ぶ、というよりは「中国語で」中国の食文化を学ぶ、そんな科目になっています。餃子に担々麺にジャスミン茶、身近な中華料理たちの歴史や文化背景を知ることができて、中国料理屋さんのメニュー表をのぞいたとき、より一層面白みが増すこと間違いなしです。とってもお腹の空く講義内容ですが、中国語の語彙も増えつつ食の豆知識も得られて、一石二鳥な時間になると思います。(文学部文学科日本文学専修4年次)

  • 2024年度の授業内容です。

キャリア領域

卒業後グローバルに活躍するために必要な言語運用能力、例えばビジネス資料作成やプレゼンテーションスキルの育成などを目指す領域です。

CEFR科目名

B1〜C1

キャリア中国語1~3

B2~C2

中国語トレーニング1~3

  • 詳しい科目一覧はRGuideで確認してください。
  • 2024年度に言語自由科目のカリキュラム改訂を行い、2024年度以降2027年度まで順次科目を新設しています(2027年度に全言語完成予定)。

教員からのおすすめ科目紹介

キャリア中国語2

「キャリア中国語2」ではビジネスの場面で必要な中国語の基本的な知識や実践的運用能力などを身につけることを目指します。授業ではビジネス特有の語句や表現にも多く触れることになります。「あなたたちの会社→御社、貴社」、「あなたは誰ですか?→どちらさまでしょうか?」など場面に適した使い分けも難なくできるよう、みなさんの中国語をブラッシュアップしていきます。

学生の声

留学後に中国語力を維持するために「キャリア中国語」を履修しました。この授業ではフォーマルな場面で使える実践的な中国語を学べます。面接やビジネス面で役立つと思うので、将来的に中国語を使って働きたい方、留学前後の学習として活用したい方にもおすすめです。(経済学部経済学科4年次)

  • 2024年度の授業内容です。
中国語トレーニング1

「中国語トレーニング1」は日常生活から社会生活に至るさまざまなテーマについて、中国語で議論できるような実践的運用能力の育成を行います。ネイティブ教員によるコミュニカティブな授業で「学んだ内容」を実践的に「使う」ことにつなげていきます。

学生の声

この講義の最も魅力的な部分は、「実際に使用する中国語」を習得できるという点です。テキストの本文に沿って語句の理解を深めていくなかで、文法や意味だけでなく、その語句が使用できる場面や、より自然な表現方法、また文化や特性なども学び、中国に対する理解をより一層深めることができました。会話練習を行う機会も多くあり、和やかな雰囲気の中で間違いを恐れずに発言できたことも、中国語の上達に大いに繋がりました。(コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科4年次)

  • 2024年度の授業内容です。

アカデミック領域

「言語を学ぶ」のではなく「言語で学ぶ」ことを目指す領域です。文献講読や論文執筆、CLIL科目などがあります。

CEFR科目名

B1〜C1

アカデミック中国語1~2

B2~C2

中国語CLIL1~2

  • 詳しい科目一覧はRGuideで確認してください。
  • 2024年度に言語自由科目のカリキュラム改訂を行い、2024年度以降2027年度まで順次科目を新設しています(2027年度に全言語完成予定)。

教員からのおすすめ科目紹介

アカデミック中国語1

「アカデミック中国語1」では学問的・専門的領域における中国語運用の各種スキル向上を目指します。中国語文献の読解を軸に、翻訳やプレゼンテーションの基礎から学び、中国語圏への留学や大学院進学を目指す方の参考になる授業を展開します。

学生の声

私は2年の春学期にアカデミック中国語を履修しました。講義内容としては、少し長い中国語の文章を読んで日本語に翻訳したり、検定試験のスピーキング対策をしたり、中国の小中学校の教科書を読んでみたりと、自由科目ならではの豊富なカリキュラムでした。また、授業の途中で小休憩として先生が中国のグルメや映画などを紹介してくださったことも印象に残っています。言語だけでなく、中国の文化についても学べることがこの講義の魅力だと思います。(観光学部交流文化学科2年次)

  • 2024年度の授業内容です。

授業概要

中国語CLIL1(2026年度新規開講予定)

「言語を学ぶ」ことから「専門領域を言語で学ぶ」ことへ発展することで、履修者自身の専門領域を中国語で学ぶための基本的な語学力を強化することを目標とします。留学経験者や国内外の大学院への進学を考えている学生を対象に、授業ではCEFR C2レベルの人文・社会・自然科学系の各分野のアカデミックな題材やグローバル社会で特に重要なテーマを中心に扱います。