日本での事前研修とブルゴーニュ大学付属国際フランス学センター(CIEF)における3週間の語学研修です。様々な国の学生で構成されるレベル別少人数のクラスに出席します。授業はフランス語ネイティブ教員がフランスで作成されたテキストを用いてすべてフランス語で行われます。
春休みの留学プログラム
概要
| 派遣国・地域 | フランス |
|---|---|
| 派遣先 | ブルゴーニュ大学付属国際フランス学センター |
| 使用言語 | フランス語 |
| 研修期間 | (予定)2026年2月7日(土)~3月2日(月) |
| 単位 | 2単位 |
| 定員 | 30名 |
| 費用概算 | 約70万円(予定) |
説明会
| 説明会日時 | 2026年8月下旬に実施予定 |
|---|
参考
現地での様子
プログラムに参加した学生たちから、たくさんの写真が届きました!おすすめポイントも!
留学体験談
フランス研修を通して見えてきた世界
(文学部文学科 清水 里菜さん 2025年度参加)
子供の頃からバレエが大好きで、現在フランス文学専修でフランス語とフランス文学を学んでいる私にとって、この研修はフランス語の腕試しとフランス文化を身をもって体感できるまたとない貴重な機会でした。
一歩街に出れば日本とは全く違った景色が広がっていて、散歩するだけでも全てが新鮮で嬉しく、この3週間はフランスにいられる幸せを日々噛み締めていました。初めてフランス語で買い物できた瞬間、本場のバレエを観た瞬間、カフェでクロワッサンとホットチョコレートを注文してディップして食べた瞬間、夕暮れ時にエッフェル塔を眺めながらセーヌ川沿いを散歩した瞬間、ディジョン名物のキールを飲んだ瞬間、いまもこうした一つひとつの感動を鮮明に覚えています。

CIEFの授業は全てフランス語で行われました。フランス語をフランス語で理解することは想像以上に難しく、日本とは違う双方向のコミュニケーションが求められる授業に慣れるのも大変でした。それでも勇気を出して分からないことを質問すれば、毎回優しい先生やクラスメイトが親身になって助けてくれました。初めは自分のフランス語のレベルの低さを実感する毎日で、授業についていくことに精一杯でしたが、3週間の授業を通じて以前よりもかなりフランス語が聞き取れるようになってきた実感があります。短い期間でしたが、良い先生とクラスメイトに恵まれたことに感謝しかありません。

日常生活でも、トラムに乗ったり、買い物をしたり、寮で料理をしたり、日々生活していく中で常にフランス語に触れざるを得ない環境に身を置いたことが、語学力向上に非常に役立ちました。ただその一方で、コミュニケーションを取る際に自分の思いを十分に伝えられず、「ごめん、分からない」と言われてしまったり、どうにかして伝えようと英語に頼ってしまったりしたこともあり、その度にもどかしくて悔しい思いをしました。しかしこの悔しさこそがフランス語学習のモチベーションをかなり後押ししてくれたと感じています。
その上、イランやロシア、ウクライナ、タイ、中国、韓国、ジョージア、スペインなど世界各国から来たクラスメイトと三週間を共に過ごしたことも大きな学びでした。日本にいては出会えなかったであろうクラスメイトたちと一緒に時間を過ごせたことは大きな財産だと思います。世界各国の文化に触れたり、ニュースだけでは知り得ないような現実を肌で感じたりして、今まで自分がいかに小さい世界で生きてきたのかを痛感しました。また、生まれた国を離れ、フランスで生きていくためにフランス語を学ばなければいけないというクラスメイトが隣にいるような環境の下では、必然的に自分自身の生き方についても改めて考えさせられました。
週末や学校が休みの日にはディジョンを離れ、パリ、ボーヌ、コルマールなど、憧れだったフランス各地に足を運びました。自分の目で見て自分の足で立ってみて感じた「フランス」はインターネット上に載っているどんな写真や動画よりも美しく、ヨーロッパならではの美しい街並みを歩きながら、こんな景色が世界には存在していたのかと感動しっぱなしでした。

フランス語とフランス文化への関心から参加した今回の研修でしたが、得られたものはそれだけではなく、自分の視野が大きく広がり、改めて自分自身を見つめ直す良い機会になりました。慣れない異国での生活では悔しいことも大変なこともたくさんありましたが、そういったことも含めて実りの多い3週間でした。この悔しさや新たな気づきをバネにして、今後もフランス語の学習を継続すると共に、フランス文学と文化への理解をさらに深めていきたいです。
笑顔がつないだフランス語
(観光学部交流文化学科 谷口優さん 2025年度参加)
言語を学ぶことが大好きな私にとって、今回のフランスでの滞在経験はかけがえのないものとなりました。
私は、大学入学時からフランス語を学び始め、二年次でも授業を継続して受講していました。そのため、ある程度の自信もあり、現地での授業も何とかなるだろうと考えていました。しかし、フランスに到着して学校が始まり、実際に授業を受けてみると、クラスの進むスピードは想像の何倍も速く、最初は聞き取ることに必死で、内容を理解したり自分の意見を述べたりする余裕はありませんでした。
放課後には、同じクラスに振り分けられた友人と「こんなところで負けないぞ!」と励まし合いながら、分からなかった部分を一緒に調べました。それでも理解できないところは、翌日の朝早く学校に行き、先生に質問するようにしていました。先生は、どれだけ質問をしても、私が理解できるまで丁寧に教えてくださいました。意見はあるのに言葉が出てこないというもどかしさを何度も感じ、もっと会話の練習をしてくればよかったと思うこともありました。しかし、分からないことを積極的に質問したり、文法が間違っていてもまずは話してみたりする姿勢が身についたことは、私にとって大きな財産になったと思います。クラスメートの他国の学生たちにも助けられ、滞在の後半には、拙いながらも少しずつ自分の意見を伝えられるようになりました。
フランス語を学ぶ理由は人それぞれで、私のように「好きだから」という理由で学んでいる人はむしろ少数派でした。母国を離れてフランスで暮らすことになった人、フランスで新しい生活を始めた人など、同じ教室にいても抱えている背景はさまざまでした。そのような多様な環境の中で学べたことは、日本でフランス語を勉強しているだけでは決して得られなかった経験だったと思います。

ハードな平日を乗り越えると、週末にはみんなでフランスのさまざまな地方へ出かけました。憧れのパリはもちろん、ブルゴーニュワインで有名なボーヌや、アルザス地方にあるコルマールも訪れることができました。それぞれの土地の特色や雰囲気を実際に肌で感じることができ、現地の人々とフランス語で会話する時間やレストランでの他愛のない会話もとても楽しかったです。

何かと治安やスリの心配が多いと言われがちなフランスですが、私の目に映ったのは、優しさで溢れた人々でした。授業中、私のことをいつも気にかけて「Ça va?」と声をかけてくれる先生、注文を笑顔で聞いてくれるカフェの店員さん、そしてパリのモンマルトルで何気なく入ったお店でマフラーを購入した際、「こうやって巻くのよ。あなたの笑顔すてきね。」と褒めてくれたマダム。そんな温かい出会いがたくさんありました。

人づてに聞くだけでは知ることのできない世界が、実際に足を運ぶことで広がっているのだと実感しました。今回の滞在は、私にとってまるで夢のような、かけがえのない時間となりました。
もちろんフランス語をペラペラに話せることに越したことはありませんが、大切なのは何よりも笑顔です!笑顔でBonjour、Merci、Au revoir、Bonne journée。これさえ言えれば現地の優しいフランス人がきっと助けてくれます。
本研修はフランス語学習に加えてそれ以上に莫大な財産を得られるので、少しでも参加しようか迷っているみなさん、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてください!

「映画がつないだ、フランスへの一歩」
(文学部文学科 関根あいさん 2025年度参加)
大学に入るまでフランス語を学んだ経験はありませんでしたが、映画『レミーのおいしいレストラン』をきっかけにパリの街並みや料理に憧れ、「いつかフランスに行ってみたい」と思うようになりました。その思いからフランス文学専修に進学しました。 授業を通して、フランス語や文化の面白さに惹かれ、現地でフランス語を使うことへの憧れも強くなっていきました。長期留学には少し不安があったため、まずは挑戦してみようと、この3週間のプログラムに参加を決意。実際に参加してみると、帰国する頃には「もっとここにいたい」と思うほど充実した時間になっていました!
授業では、アルジェリア、ウクライナ、韓国など、さまざまな国の方と一緒に学びました。年齢層も幅広く、仕事のため、あるいはフランスで生活していくためにフランス語を学んでいる人も多くいました。もちろん授業はすべてフランス語で進みます。日本の授業と大きく違うと感じたのは、発言することがとても大切にされている点でした。先生と生徒の間でも、生徒同士でも、疑問や意見があればすぐに言葉にします。その積極的な雰囲気に、最初は少し驚きました。
初日の授業では話すスピードに追いつけず、正直ほとんど理解できませんでした...(笑)それでも授業を重ねるうちに耳が少しずつ慣れ、会話の流れが分かるようになってきました。また、フランスでは本当に天気の話をよくするということにも気づきました。

一方で、言いたいことがあっても言葉が出てこず、もどかしさを感じる場面もありました。それでも、クラスメイトが私の言いたいことをくみ取ってくれたり、表現を教えてくれたりしました。そうした経験を重ねるうちに、「間違えてもいいからとにかく話してみよう」と思えるようになりました。最初は話しかけるだけでも緊張していた私が、少しずつ自分から声をかけられるようになったことは、この留学での大きな成長の一つだと思います。
ちなみに、天気の話も自分からできるようになりました。会話に迷ったら、ぜひ天気の話から始めてみてください!(笑)
また、全休や土日を利用して、滞在先のディジョンはもちろん、パリ、ディズニー、ボーヌ、コルマールなど、さまざまな場所を堪能することができました。建築や絵画、ワインにチーズ、そして石畳でだんだん痛くなってくる足。どれもこれも初めてのことばかりで、とても新鮮な毎日でした。

その中でも、特に印象に残っているのがディズニーでの出来事です。そこには、私がフランスに興味を持つきっかけになった映画『レミーのおいしいレストラン』をテーマにしたエリアがあります。せっかくの機会だったので、そのレストランを予約して訪れました。ディズニーには海外からの観光客が多く、キャストの方に「Bonjour!」と挨拶しても、英語に切り替えられてしまうことも...
そこで、そのレストランでは思い切ってフランス語で会話を続けてみました。するとキャストの方が「フランス語、とても上手だよ!」と褒めてくれました。フランスに興味を持つきっかけになった場所で、フランス語を褒めてもらえたことは、本当に忘れられない瞬間です。これまでの努力が報われたように感じたのと同時に、「次に来るときは、より上達したフランス語で話したい」と強く感じました。

そしてなにより、この留学ではフランス語学習のモチベーションを持って帰ってくることができました。帰国してからもPodcastなどを聞き、できるだけフランス語に触れるようにしています。
たかが3週間、されど3週間。語学だけでなく、新しい文化や人との出会いは、フランスに憧れる私にとって大きな一歩になりました。もし少しでも興味があるなら、あなたもぜひ一歩踏み出してみてください!
言語を越えてフランスに触れた日々 ― 不安が自信に変わるまで ―
(文学部史学科 真鍋 百花さん 2024年度参加)
大学の第二外国語としてフランス語を学び始め、言語だけでなくその文化にも魅了され、「百聞は一見にしかず」という思いからこのプログラムに参加しました。
事前テストによってクラス分けが行われ、授業はすべてフランス語で進められました。「フランス語をフランス語で理解する」ことに最初は戸惑いましたが、現地のニュアンスで学ぶことで、より実践的な理解につながったと感じています。
また、フランスの生活や文化に触れられたことも貴重な体験でした。レストランやパン屋さん、トラムなど、あらゆる場面で当たり前に交わされるボンジュールの挨拶。西洋絵画のような澄んだ空と眩しい光。日本では見かけない大きくて不格好な野菜たち、選びきれないほど多種多様なチーズやワイン。不思議な階数の数え方や、隙間なく並ぶ縦列駐車。日々の暮らしのなかで、フランスらしさに気づくたび、フランスにいる実感が湧き、その一部になれたような高揚感を覚えました。
留学前は、自分のフランス語が現地で通じるのか不安でした。しかし、特に滞在先のディジョンでは親切な人が多く、拙いフランス語にも耳を傾けてくれました。買い物の際、小銭の支払いに戸惑ったとき、店員さんが「Parfait」と微笑んでくれたことが印象に残っています。初めて自分のフランス語が通じたとき、そして相手の言葉が理解できたとき、留学前の不安は吹き飛んでいました。

休日には友人とパリやディジョンの隣町・ボーヌを観光し、かけがえのない思い出を作りました。特に印象的だったのは、ボルダリングを通じた交流です。私は普段からボルダリングをしていますが、思い切って現地の施設に足を運び、フランス人クライマーたちと交流しました。フランス語が完璧にわからなくても、身振り手振りを交えながら「伝わるまで伝える」「理解するまで質問する」ことで仲良くなることができました。言葉の壁を越え、スポーツを通じたコミュニケーションの楽しさを実感し、それが自信にもつながりました。

フランスで過ごした3週間を通じ、ますますフランスに魅了されました。また、フランス語を学ぶ楽しさ、そして積極的にコミュニケーションを取る大切さを実感しました。現地の人々との交流を通じ、「伝えようとする気持ち」こそが何より重要であると学びました。この経験を活かし、今後もフランス語の学習を続けていきたいと思います。

Dijon発、未来行き。必要なのはパスポートと好奇心だけ!
(観光学部観光学科 朝日 美月さん 2024年度参加)
本当に再現性のない出会いや学びに満ち溢れた3週間のプログラムでした。短期間ながら色々挑戦できて後悔は全くないものの、まだまだ全然帰りたくない!と叫びながら無事帰国して参りました。何から綴ろう…とすぐには思い返せないほどに素敵な思い出だらけですが、まず成長できた点から。
この留学では分からないことがあればなんでも聞ける度胸が身につき、会話や趣味を最大限楽しむためにとってもフレンドリーになれたと思います。フランス語への恐怖は一旦忘れて問題なし、ディジョンの方々は皆とても優しかったです。
「電車の乗り場は?」「今日はいい天気だね」「オススメのパンを教えて」「今日一緒に料理しよう」と先生や友達、お店の人、街の人にもお構い無しに会話を持ちかけるようになりました。たまに寮で出来た色んな国の友達と恋バナに花を咲かせることも…(笑)
クラスは日本人が私のみで、必然的にフランス語を話す機会が沢山ありました。英語も禁止だったため勿論伝わらないことも多くありましたが、何とか話そうと単語を紡げばお互いに理解し合えると学び、国籍を超えて繋がることのできる楽しさを再確認できました。
また、私は趣味でよく料理をするのですが、今回の留学でもメンバー同士でご飯を作ったりクラスメイトのおうちで日本食を振舞う機会がありました。ご飯以外にも何かと日本文化を紹介する機会もあると思うので、出発前に色々仕込んでおくと向こうで楽しめると思います。

週末や授業のない平日は留学メンバーと予定を合わせてパリやリヨンに遊びに行きました。スリや誘拐などの不安もありましたが、皆で注意しあっていたので思いの外安全に楽しむことが出来ました。関先生の計らいで留学前からメンバーとは交流できていたので、現地でも仲良く過ごせました。

逆に出発前にもっと用意しておけばよかったと思ったものは日本のお土産です。クラスや寮には日本人以外にも各国から学生や学生以外の方が集まっており、アクティビティをして交流したり一緒にお出かけをする機会もありました。最終日には各々自国のお菓子やキーホルダーをプレゼントしてくれましたが、日本のお土産を持っておらず急遽お手紙とお花をお返ししました。せっかくなら日本らしいものを返したかった、と後悔したのでスーツケースに余裕があれば入れてみてください。
これを読んでくださっているフランス留学に興味のある方へ。私は元々2年生の時点で参加したかったのですが、当時フランス語に対する自信が今程なく、気付いたら3年生になっていました。今のタイミングだったから出来たことも勿論沢山ありましたが、もし同じような理由で迷ってる方がいるのなら早めのご決断をオススメします。どんな形でも絶対楽しめるから大丈夫。是非躊躇わずにフランス文化に浸かりに行ってください、Bon courage !

語学と共に踏み出す勇気を学んだ留学
(経営学部国際経営学科 S.Sさん 2023年度参加)
私は大学入学後、必修の第二外国語としてフランス語を選択し、2年次も引き続きフランス語中級の授業を受講しました。それまでフランスを含め、ヨーロッパ圏に一度も行ったことのなかった私は、中級の授業において初めてフランス人の先生に授業をしていただき、ネイティブの発音を聞き取ること、簡単な会話を交わすことを経験しました。自身のフランス語がネイティブの先生に通じた際の喜びが大きく、フランス語を更に話せるようになりたいという気持ちも強くなったタイミングで、この短期留学プログラムの存在を知り、思い切って参加してみることを決めました。ここからは、主に言語学習の側面から本プログラムでの体験を紹介したいと思います。
私たちが参加したのは、ブルゴーニュ大学CIEF主催のフランス語学習者に向けた特別プログラムです。本プログラムには日本だけでなく、様々な国からフランス語を学ぶ学生や社会人の方々が集まってきます。そのため現地の先生も日本語は全く分からず、コミュニケーションはすべてフランス語で行われました。しかし、クラスは事前に行われた実力テストにおいて予めレベル別に分けられており、先生も私たちが聞き取りやすいようにペースダウンして話してくださったため、全く理解できないということはなく、安心して授業を受けることができました。フランス語には日本人は馴染みのない発音も多く、聞き取ることが特に難しいとも言われますが、毎日フランス語による授業を受けたことで、3週間という短い期間のうちにも耳が慣れ、リスニング力の向上が感じられました。授業内容としては主にフランス語の文法を扱っていましたが、日本の授業で一度は習った内容であったため、フランス語でも十分に理解することができ、加えてそれらが実際にどう使われるのかについても教えていただいたため、更に学びが深まったと思います。

また授業外のフランス生活においても、自身の成長を感じられることがありました。それは、「文法的に正しい言い方は分からなかったとしても、自分から話しかければなんとかなる」と思えるようになったことです。留学前は、フランスの方はフランス語について非常に厳しいイメージがあったため、拙いフランス語では話を聞いてもらえないのではないかという不安があり、なかなか自分から話しかけることができずにいました。しかし実際にフランスでの生活を体験してみると、フランス、特に私たちが滞在したディジョンの方々はとても親切で、決して完璧ではない私たちのフランス語もしっかりと聞いて、こちらの意図を汲み取ろうとしてくださることが分かりました。印象に残っているのは、ショコラトリーに行った際にお客さんとしていらしていた現地の女性が、日本人の私にわざわざ声をかけ、その店のおすすめを教えてくださったことです。その気遣いに心がとても温かくなり、素敵な街だと思いました。このような親切な方々と出会ったことで、異文化圏において、異国の言語を用いてコミュニケーションを取るということに対する抵抗が少なくなり、特に一人で買い物に行ったときなどに、「怖がらず、とりあえず話しかけてみよう」というマインドが身に付いたことを実感しました。

このような、ある意味で楽観的な考え方は、ことに言語学習においては非常に役立つものなのではないかと思います。いくら完璧な文法を身に着けたところで、それを実際に使ってみる勇気がなければ、努力も水の泡となってしまうからです。異国の地、異文化の人々を怖がりすぎずに、自分から動いてみることの大切さを学ぶことができたこのプログラムは、私にとって非常に有意義な経験となりました。


些細な日常に心躍る日々
(現代心理学部映像身体学科 A.Kさん 2023年度参加)
このプログラムを通して言語能力だけでなく、精神的な面も成長できたと実感しています。私は大学の第二外国語学習からフランス語の魅力を知りました。語学力にまだ自信がない状態で約3週間乗り越えられるか不安もありましたが、以前コロナウイルスで留学が取り消しになったこともあったのでチャンスがあるうちに行こうと思い、参加を決断しました。
香ばしいパンの香り、歴史を感じられる美しい建造物、授業で習っていたよりも遥かに速いスピードのフランス人の会話、五感に触れる全てのものが一瞬にして変わった、憧れのフランスに着いた瞬間の心の弾みを、私は一生忘れないと思います。滞在したディジョンはブルゴーニュ地方の中心地で、街の中にはワインの博物館やパン屋、美味しいレストランなど魅力あるお店や教会、美術館などが建ち並んでいます。そして街を一歩出ると、豊かで広大な自然が広がっている素敵な都市です。学校からトラムですぐに行けるダルシー広場では、マルシェで量り売りの食材を買ったり、名物のマスタードを試食したりとディジョンの魅力をたっぷり経験できるので、毎日のように足を運んでいました。現地では拙くともフランス語で挨拶をして注文をすると店員の方も笑顔で対応してくれたので、渡仏前に抱えていた不安が一気に吹き飛びました。正しい発音や文法はもちろん大切ですが、一番重要なのは声を出して行動することです。勇気を出してフランス語で購入したパンは格別に美味しく、この経験は今でも深く記憶に刻まれています。

授業は全てフランス語で行われるので集中力が必要です。それに加えて、日本では得られない言語の学びを得るためには積極的に授業に参加することも肝心です。自分のレベルに合ったクラスに配属されますが、やはり発言や質問をすることが言語力向上の鍵であると改めて感じました。対話中心の講義だったので、この3週間で特に聞く力と話す力が伸びたように思います。現地では学んだ言葉をそのまますぐに活用できるチャンスが溢れているのでフランス語に対するハードルも下がりました。しかし事前に知っている単語が多ければ、より多くの言葉を聞き取って理解することができたはずです。理解はより濃いコミュニケーションに繋がり、知識として蓄積されます。これから参加する方には単語を多く勉強しておくことをお勧めします。

授業のない休日は自由に計画を立てて過ごしました。私は有名な観光地のパリだけでなく、地元のバスで田舎街を日帰り旅行したりレンタル自転車でディジョンの街をサイクリングしたりと様々なことをしました。ノープランだったサイクリングでは、通りかかったパン屋で購入したパンを持って長閑な公園でピクニックをしました。帰り道の高台から見下ろした街並みは美しく、ディジョンの魅力を堪能することができました。この3週間で自分の積極性をも磨くことができたと思います。そして暮らすようにディジョンの街を満喫することができた、このかけがえの無い経験を経た帰国後も引き続き言語学習に励んでいます。

Welcome Message
ブルゴーニュでフランス語を学びましょう!
ブルゴーニュ大学付属国際フランス学センター(CIEF)では、1901年以来、毎年、ブルゴーニュの中心地・ディジョンで、フランスの言語・文化・文明を学びたいと考えているみなさんを世界中から受け入れています。
そのセンターに、立教大学のみなさんにも来ていただけることをとてもうれしく思っています。
CIEFがブルゴーニュ大学のキャンパスで提供している充実した言語・文化の授業、そして専門の授業は、フランス語を学びたい、知識をさらに高めたいと望んでいるみなさんに、新たな地平を開くことでしょう。
歴史情緒あふれる街での滞在を通して、みなさんはフランスの文化遺産のすばらしさを発見することと思います。街を散策し、美術館や観光地を訪れれば、フランスの歴史、そして食文化の中心地のすばらしさをきっと満喫されるでしょう。

TGVでパリから1時間35分。ブルゴーニュの中心地・ディジョンという、歴史・近代性・躍動する経済をあわせもったすばらしい街が、そこでみなさんを待っています。
是非、CIEFでお会いしましょう。
サミュエル・メルシエ
ブルゴーニュ大学副学長
CIEFセンター長
Venez apprendre le français au cœur de la Bourgogne !
Depuis 1901, le Centre International d’Études Françaises de l’Université de Bourgogne accueille chaque année, à Dijon, dans la capitale des Ducs de Bourgogne, des étudiants du monde entier qui viennent découvrir la langue, la culture et la civilisation françaises.
C’est ainsi que nous avons l’honneur et le plaisir de recevoir les étudiants Japonais de l’université Rikkyo.
Cours de langue et de culture, cours de spécialité : l’enseignement dispensé par le CIEF sur le campus de l’université de Bourgogne est complet et ouvre de nouvelles perspectives à l’étudiant désireux d’apprendre ou de parfaire ses connaissances en langue française.
Pendant leur séjour, dans une ville au riche passé historique, les étudiants auront aussi la possibilité de découvrir une région de France au patrimoine culturel prestigieux. Excursions, musées, visites : l’étudiant goûte ainsi à l’Histoire de France, à la cuisine d’une capitale gastronomique.
Sa capitale, Dijon Métropole, située à 1h35 en TGV de Paris, possède tous les atouts d'une ville conjuguant histoire, modernité et dynamisme économique.
A très bientôt !
Samuel Mercier,
Vice-Président de l’Université de Bourgogne
Directeur du CIEF
問い合わせ先
全学共通カリキュラム事務室(池袋)6号館1階








