スペイン語

スペイン語を学ぶ

教員からのメッセージ

スペイン語の音は比較的日本語に近く、最初は親しみやすいのですが、学修が進むにつれ、簡単なことばかりではなくなってきます。テスト前に一夜漬けするような学び方で何とかなるようなものではありませんので、予習復習や課題にしっかり取り組み、コンスタントに学修を続けることが上達の秘訣です。

でもせっかくですから楽しみながら学びましょう。最初はカタコトでもいいので、覚えたスペイン語を教室で、日常で、どんどん使ってみましょう。外国語学習に近道はありません!地道な作業です。だからこそ、途中で挫折しないよう音楽、スポーツ、映画等自分の興味のある分野を通してスペイン語圏の情報に触れ、モチベーションを保ちましょう。個性豊かな教員たちが皆さんをサポートします。

スペイン語を学ぶ6つの理由

  • スペイン語は21の国・地域で公用語とされ、母語とする人の数も、中国語についで、世界で2番目に多いと言われています。非常に広く使われている言語なのです。
  • スペイン語は6つある国連の公用語のうちの1つです。また、多くの国際機関でも公用語となっています。スペイン語の知識は、国際的な場で活躍する手段の一つとなります。
  • スペイン語はロマンス諸語の1つで、フランス語やイタリア語、ポルトガル語等と親戚関係にあります。スペイン語の知識があると、これらの言語を学ぶ際も役に立ちます。
  • スペイン語圏には文化的な遺産が多く、スペインの世界遺産の数は50で世界第5位、メキシコの世界遺産の数は35で世界第7位です。こうした遺産へ誘われてみませんか?
  • スペイン語圏は、音楽・美術・建築・文学・スポーツ等、多くの分野で著名な人々を輩出しています。スペイン語を知れば、こうした人たちの作品や活動に直接触れられます。
  • メキシコの自動車産業やボリビアのリチウム等、理工系分野でもスペイン語圏は重要な役割を担っています。スペイン語とは関わりが薄そうな分野も実はそうではないのです。

研究室だより

履修モデル

授業紹介

留学準備領域

留学に求められる言語運用能力を修得しつつ、あわせて当該地域の文化を学ぶことを目指す領域です。

CEFR科目名

A1~B1

スペイン語総合1~6

  • 詳しい科目一覧はRGuideで確認してください。
  • 2024年度に言語自由科目のカリキュラム改訂を行い、2024年度以降2027年度まで順次科目を新設しています(2027年度に全言語完成予定)。

教員からのおすすめ科目紹介

スペイン語総合1

必修科目と並行してCEFR A1レベルの教材を扱い、日常で用いられる範囲での基本的なコミュニケーション能力の強化を目指します。また、複言語・複文化能力を養うために、スペイン語圏の社会や文化について自国のものと比較しながら理解を深めます。

この授業では、基本的な文法を中心に今後のスペイン語学習の基礎となる部分を固めます。各種の練習問題・視聴覚教材等を用いながら、必修授業で学んだ内容をより確実なものとしていきます。

  • 2024年度の授業内容です。
スペイン語総合5

スペイン語の文法知識および言語を運用する能力の基礎を総合的に身に付けることを目標とします。CEFR B1レベルの教材等を使用し、身近な話題や関心のあるテーマ、また簡単な時事問題について理解し、意見のやり取りができるようになることを目指します。

また、異文化への理解をより深めるために、スペイン語圏のみにとどまらず、それ以外の言語圏、そして履修者自身の文化的背景や生活する社会との比較を通して見識を広めます。

  • 2024年度の授業内容です。

プロジェクト領域

必修科目で学修した内容を生かして当該地域の社会や文化について学び、言語運用能力のゆるやかな向上と文化的教養を培うことを目指す領域です。

  • 必修科目でスペイン語を履修した方は「入門スペイン語」を履修することができません。
CEFR科目名

A2〜C1

スペイン語演習1~7

A1

入門スペイン語

  • 詳しい科目一覧はRGuideで確認してください。
  • 2024年度に言語自由科目のカリキュラム改訂を行い、2024年度以降2027年度まで順次科目を新設しています(2027年度に全言語完成予定)。

教員からのおすすめ科目紹介

スペイン語演習1

スペイン語を母語とするさまざまな国や地域のCMを見ることで多様な文化や考え方について気づきを促し知見を広げます。学生自身の中にある言語資産、文化資産を活用してアクティブリスニングの姿勢を養います。

シャドウイングによりスペイン語のイントネーションに慣れ聴解力、発音の向上を目指します。教材に関連する語彙や文法項目を拾い、アクティビティをとおして語彙力、文法力を強化し、一つ一つを確実なものとしていきます。

  • 2024年度の授業内容です。
スペイン語演習5

必修科目等で身に付けたCEFR A2レベルのスペイン語運用能力を土台として、CEFR B1レベルの題材を使用しながら、「スペイン語圏の『いま』を知る」ことを目指します。

この授業では、広大なスペイン語圏の多様な料理について知見を広めます。1回の授業で1〜2種類のレシピを読み進め、スペイン語の読解力や語彙力、聴解力を養います。合わせて、スペイン語で平易な文章を書く、あるいは、プレゼンテーションする力を伸ばす訓練もします。

  • 2024年度の授業内容です。

キャリア領域

卒業後グローバルに活躍するために必要な言語運用能力、例えばビジネス資料作成やプレゼンテーションスキルの育成などを目指す領域です。

CEFR科目名

B1〜C1

キャリアスペイン語1~2

B2~C2

スペイン語トレーニング1~3

  • 詳しい科目一覧はRGuideで確認してください。
  • 2024年度に言語自由科目のカリキュラム改訂を行い、2024年度以降2027年度まで順次科目を新設しています(2027年度に全言語完成予定)。

アカデミック領域

「言語を学ぶ」のではなく「言語で学ぶ」ことを目指す領域です。文献講読や論文執筆、CLIL科目などがあります。

CEFR科目名

B1〜C1

アカデミックスペイン語1~2

B2~C2

スペイン語CLIL

  • 詳しい科目一覧はRGuideで確認してください。
  • 2024年度に言語自由科目のカリキュラム改訂を行い、2024年度以降2027年度まで順次科目を新設しています(2027年度に全言語完成予定)。