ロシア語

必修科目においては理学部・コミュニティ福祉学部福祉学科・経営学部は対象外

ロシア語を学ぶ

教員からのメッセージ

必修科目は週2回で、「ロシア語1/2」「ロシア語A/B」をそれぞれ週1回、日本人教員が行います。最初はじっくりとロシア文字とその発音からはじめていきましょう。一般に難しいと言われている格変化(語形変化)は少しずつ扱いますので、心配ご無用です。授業にきちんと出席し、ほぼ毎回実施する小テストを受けていれば、着実に実力がついていきます。

自由科目としては「ロシア語総合1/2」が1年次の秋学期から履修可能です。ここでは必修科目で学んだことをより実践的に身につけられます。2、3年次以降では「ロシア語演習」などでロシア語ネィティブの教員と会話をしたり、映画を見ながらロシア語を学び、それと同時にロシアやロシアを取り巻く国々の文化や社会、歴史について親しんでいきましょう。

ロシア語を学ぶ6つの理由

  • 日本や欧米とも異なるロシア語圏独特の考え方や思考に触れ、新たな視点で物事を見ることができるようになれます。
  • 少人数による他の言語よりも密度の濃い授業を受けられます。
  • ロシア語は、一説に15カ国、約2億8000万人に話されており、これらの国では英語が通じないことも多い。ロシア語ができるとこれらの国でスムーズなコミュニケーションができます。
  • 隣国でもあり、国連の公用語のひとつでもあるため日本で思われているよりも重要度が高いです。
  • 最近の政治情勢により学修者が減っている今こそ学ぶことに価値があります。
  • ヨーロッパとはまた異なる文学、音楽、美術といった芸術文化について直接知ることができます。

研究室だより

履修モデル

授業紹介

留学準備領域

留学に求められる言語運用能力を修得しつつ、あわせて当該地域の文化を学ぶことを目指す領域です。

CEFR科目名

A1~B1

ロシア語総合1~5

  • 詳しい科目一覧はRGuideで確認してください。

教員からのおすすめ科目紹介

ロシア語総合1

ロシア語ネイティブの教員が行う授業です。必修科目はどうしても文法的な解説や基本的な言い回しの紹介が多くなってしまいますが、この授業では自己紹介や料理、趣味などの日常会話を通してさらに実践的なロシア語を学ぶことができます。

またこの授業は必修授業と並行して履修することが想定されており、自分だけではなかなか勉強するモチベーションがあがらない、復習や予習をするならできるだけ「使える」ロシア語で覚えたい、語彙をもっと増やしたいという方にもおすすめです。

ロシア語はあくまでコミュニケーションとしての道具であり、使ってこその道具です。この授業で自分がロシア語を使って「話している!」ともっと実感できるようになりましょう。

  • 2024年度の授業内容です。
ロシア語総合4

必修授業で学んだロシア語文法をより深く習得しつつ、ロシア語圏の社会・文化についてより深く知ることができる授業です。必修科目で学びきれなかった難解な文法をここで学べば、新聞記事や論文、あるいは有名人のSNSなど、より広範、かつ難易度の高い文章が読めたり、自分からロシア語を使って「発信」できるようになれます。

他にも「入門ロシア語」などで基本文法を学んだものの、まだ語形変化がぱっと変化させられない、あるいは元の形にすぐに戻せないという方にもぴったりの授業です。反復練習したり、ペアワークをしっかりしていくことで苦労してきた語形変化を軽やかにできるように身につけていきましょう。

  • 2024年度の授業内容です。

プロジェクト領域

必修科目で学修した内容を生かして当該地域の社会や文化について学び、言語運用能力のゆるやかな向上と文化的教養を培うことを目指す領域です。

  • 必修科目でロシア語を履修した方は「入門ロシア語」を履修することができません。
CEFR科目名

A2〜C1

ロシア語演習1~3

A1

入門ロシア語

  • 詳しい科目一覧はRGuideで確認してください。

教員からのおすすめ科目紹介

ロシア語演習1

ロシア語圏の社会や文化について知識を深めつつ、ロシア語をコミュニケーションの道具として学んでいく授業です。レストランや年中行事の場など様々なシチュエーションに応じた日常表現をネイティブの先生と一緒に学ぶことでロシア語力が自然とブラッシュアップされていきます。

ロシア語圏の留学を考えている方はもちろんですが、ロシア語が通じる場所に少しだけでも行ってみたい、ロシア語を学びの場以外でも使ってみたいという方にもぜひ履修してもらいたい授業です。

  • 2024年度の授業内容です。
ロシア語演習3

ロシア語の映画を視聴しつつ、セリフの聞き取りをしていく授業です。セリフに登場する口語表現を学んだり、ネイティブスピードのロシア語に慣れていきましょう。

ロシア語そのもの以外にも映画の理解のためにはロシア人の風習や考え方についても知っておく必要があります。この授業では映画を楽しみつつロシア語圏の文化についても学べます。

今は映画会社が沢山のロシア語映画やアニメをネット公開しています。そうした映画の中から学修に向いたおすすめの映画紹介もします。授業の体験を活かし、独学でも映画で勉強できるようになるのもこの授業の目標のひとつです。

  • 2024年度の授業内容です。