レポーター | 清澤 風歌さん |
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活動レポート
2021年9月からタイの国連常駐調整官オフィス(UNRCO)で活動中の清澤さんのレポートです。
2021年9月(オンラインで活動中)
派遣先機関の紹介
国連常駐調整官オフィス(RCO)は、国連の組織改革に伴って2019年に開設されました。タイの国連常駐調整官(RC)はタイにある21の国連機関が構成する「国連カントリーチーム(UNCT)」を統括し、国レベルでの省庁間の調整や意思決定をおこなっています。タイRCOにはRCの他に8人の国連職員が所属しており、私はCommunications & Advocacy Officerのも とで広報業務に従事しています
- ※当初のポストではコロナの啓発活動プロジェクトを担当する予定でしたが、タイのワクチン接種が順調に進んでいることからCommunications AssistantとしてRCOタイが担う広報活動全般に携わることになりました。
業務内容について
RCOの広報が担う業務は、複数の国連機関が携わるキャンペーンの調整や国連本部からの情報の伝達など多岐にわたります。私は特にSNSやウェブサイトの更新に携わることが多く、イベントやの宣伝を考えたり、関係者と連絡を取りながら投稿に用いるグラフィックカードや動画の準備をしたりしました。
加えてメディアとの関係づくりに取り組んでいる他、特に最近は国連職員に向けた性的搾取・虐待防止(PSEA)に対する啓発メッセージづくりに取り組んでいます。
- ※国連タイのソーシャルメディアは以下をご覧ください
勤務を開始して
この4週間で印象的だったのは世界中のRCOスタッフが集まったタウンホールミー ティングに参加したことです。ミーティングではアミーナ・J・モハメッド 国連副事務総長とのQ&AセッションやRCOの意義について行われた調査報告が行われ、開発調整室(DCO)の一員としてのアイデンティティや国連機関の内部構造を再確認することができました。今はイベントやミーティングの情報についていくのに必死な状態ですが、ハイレベルな情報だからこそ要点を端的にまとめるなど伝え方を工夫できるように頑張りたいと思っています。
RCOタイのチームミーティングの様子
アカウンタビリティについての対談に参加しました
アカウンタビリティについての対談に参加しました

RCと日本大使館の会合に同席
UNSDCF(UN Sustainable Development Cooperation Framework)についての意見交換が行われました
UNSDCF(UN Sustainable Development Cooperation Framework)についての意見交換が行われました
