目次
Q1. GoogleフォームやGoogleドライブにアクセスした時に「権限が必要です」と表示される場合はどうすれば良いですか?

Webブラウザーのプライベートブラウジング機能を用いてアクセスしてください。
V-Campusアカウントのみに公開されているGoogleフォームやGoogleドライブのファイルやフォルダーに対して、一般のGoogleアカウントでアクセスすると「権限が必要です」と表示されます。
V-Campusアカウント |
●●●●●●@rikkyo.ac.jp |
---|---|
プライベートのGoogleアカウント |
××××××@gmail.com |
すでに一般のGoogleアカウントを使っているスマホやPCでこのようなフォームなどにアクセスする場合には、Webブラウザーのプライベートブラウジング機能を用いてアクセスしてください。
プライベートブラウジング機能の利用方法は以下を参照してください。
Q2. Googleフォームでファイルを収集する
授業で学生の手書き資料を受け付けるには、学生に資料を撮影してもらい写真データを収集する方法があります。
写真データはファイルサイズが大きくなるため、Googleフォームをご利用ください。
提出フォームの作成
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1
Googleフォームにアクセスし、「新しいフォーム」を作成します。
必ず立教大学のV-Campusアカウントでログインしていることを確認してください。 -
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「フォームのタイトル」「ページのタイトル」と「フォームの説明」、「ファイルをアップロードするセクションのタイトル」を入力し、ラジオボタンの右の「▼」をクリックします。
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3
「ファイルのアップロード先」をクリックします。
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「次へ進む」をクリックします。
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右下の「必須」をクリックし有効にします。
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アップロードするファイル形式、添付ファイルの最大数、最大ファイルサイズを制限することができます。ここでは「画像ファイルのみ」「10MB」のファイルサイズまで提出できるように設定しています。
特にファイル形式の指定がない場合「特定のファイル形式のみ許可」は有効にしなくても問題ありません。 -
7
右下の「その他のオプション(︙)」をクリックし、「説明」にチェックをつけます。
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8
説明文の記入欄が表示されます。
ファイル名に学生番号を付与するよう学生に伝えておくと、提出データを確認で識別しやすくなります。記載例
ファイル名に半角英数字で学生番号を追加してアップロードしてください。
例)20AB001C.JPG -
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画面右上の「送信」をクリックします。
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「送信方法」の真ん中のリンクマークをクリックします。
「□メールアドレスを取得する」、「□URLを短縮」にチェックを入れ、「コピー」をクリックします。リンクURLをメモ帳等に貼り付けた後「フォームを送信」画面の右上の「×」で閉じます。
上記URLをブラウザのURL欄に張り付けて開くことで、学生の回答用ページ画面を確認することができます。 -
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コピーしたリンクをCanvas LMSや立教時間のお知らせ等に貼り付けて共有します。
その他、フォームの設定について
フォーム編集の右上の歯車ボタンを押すことで、フォームの設定を変更することができます。
ご利用に応じて変更してください。

横にスクロールできます。
主な設定 | 説明 |
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メールアドレスを収集する |
回答画面にメールアドレス情報が記載されます。 |
ログインが必要 |
立教大学のアカウントからのみ回答させたり、 ユーザごとに1回の回答とすることができます。 |
アップロードされる全てのファイルの合計サイズ |
提出フォルダに保存できる最大ファイル容量を指定します。 |
詳しくはGoogleフォームの使い方ページをご参照ください。
フォームの受付を停止する
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1
Googleフォームにアクセスし、対象の授業のフォームをクリックします。
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2
「回答」のタブをクリックします。
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3
提出ファイルの確認
アップロードされたファイル(提出ファイル)はGoogle ドライブのマイドライブ内に保存されます。
マイドライブ内にフォームのタイトル名(例「XX演習 資料提出(File response)」)でフォルダが作成され、その中にファイルが保存されます。
Google フォームの画面からフォルダへ移動、もしくはGoogle ドライブからマイドライブにアクセスして確認することができます。
Googleフォームから回答ファイルへアクセスする場合
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1
Googleフォームにアクセスし、対象の授業のフォームをクリックします。
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2
回答のタブをクリックします。
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3
アップロードされたファイルが表示されます。
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4
「フォルダを表示」をクリックするとGoogle ドライブのマイドライブに移動します。
Google ドライブから回答ファイルへアクセスする場合
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1
Google ドライブに立教大学のV-Campus IDでログインします。
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2
対象の授業のファイルを開きます。
提出されたファイル名について
フォームで添付したファイルは、Googleドライブ上に「ファイル名 -名前(ローマ字)」という名前で保存されます。ファイル名に学生番号をつけるよう指示しておくと「学生番号 - 名前(ローマ字)」20AB001C - HANAKO RIKKYO.JPG ように保存されます。
Q3. Googleドライブの利用について
立教大学は「Google Workspace for Education(旧称:G Suite)」を採用しています。
Googleドライブに立教アカウントでログインすることで、Googleドライブが使えます。
Googleドライブの特徴
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アクセス権限を適切に設定することで、教員と学生間でファイルを安全に共有できます。
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動画の場合はGoogleドライブの機能で再生したり、閲覧者に対して、ダウンロード・印刷・コピーを無効にするなどの制限をかけることもできます。
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クラウドのためアクセス集中の耐性が高いです。
Googleドライブへのアクセス
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1
「Googleドライブ」にアクセスします。
Googleドライブ -
2
「Google Workspace for Education(旧称:G Suite)」にログインしていない場合は、ログイン画面が表示されます。
立教大学のGoogleアカウント(あなたのV-Campus [email protected])、V-CampusIDでログインします。 -
3
立教大学のGoogleアカウントでサインインできていることを確認してください。
一般のGoogleアカウントでログインした状態でアクセスすると、一般のGoogleドライブを開いてしまう場合があります。その場合は、プライベートウインドウを使用するなどし、明示的に立教大学のGoogleアカウント(あなたのV-Campus [email protected])でログインして利用してください。
Q4. Googleドライブのファイル共有方法
- Googleドライブのファイル共有の概要
- Googleドライブでのファイル共有の種類
- Googleドライブで共有したファイル(フォルダ)のURLを案内する際の注意
- Googleドライブを用いた動画ファイルの共有設定例
Googleドライブのファイル共有の概要
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1
Googleドライブ内のファイルやフォルダに対して、個別に「共有する相手」を設定します。対象を右クリックして表示される「共有」メニューで設定を行います。
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2
「フォルダ」を共有した場合、その「フォルダ」に含まれるファイルやフォルダにも同じ権限が適用されます。
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3
Googleドライブで自分が作成したファイルやフォルダは、原則として「マイドライブ」に表示されています。
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4
Googleドライブで他の人から共有されたファイルやフォルダは、原則として「共有アイテム」に表示されています。
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※他の人に共有したいファイルやフォルダを「共有アイテム」に移動する、という操作はできませんので、ご注意ください。
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Googleドライブでのファイル共有の種類
個別の共有(招待)※推奨
相手のGoogleアカウントに対して、個別に権限を設定する方法です。 設定に手間が掛かりますが、機密性が高いデータに適しています。
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1
共有したい人の立教大学のGoogleアカウント(その人のV-Campus [email protected])を個別に招待してください。
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2
ファイルに対する権限や、共有通知の有り無しを選択することができます。
リンクの共有
不特定多数に権限を設定する方法です。
設定が容易ですが、URLを知られた場合に情報が漏えいする恐れがあります。立教大学に関係する者であれば誰がアクセスしても支障がないようなファイルを共有する際に役立ちます。
情報漏えい防止のため、不用意にリンクの共有をオンにしてしまわないように気をつけてください!
設定によっては検索結果にも表示されるようになるため、非常に危険です!!
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1
共有画面にて、「リンクの取得」から閲覧者を「制限付き(個別の共有)」「立教大学(準推奨)」「リンクを知っている全員」から選択します。
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2
URLをコピーし、Canvas LMSや立教時間で対象の授業の学生のみに共有します。
リンクの共有の要点
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共有したいファイルの機密性にもよりますが、万が一授業に関係ない立教関係者が目にしても問題がない、というような場合によく使われているのは「立教大学」に対して「閲覧者」を設定する方法です。
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Googleドライブのリンク(URL)は複雑なため、当てずっぽうや総当たりで何らかのデータにアクセスすることは困難です。また、この方法で共有すると、アクセスしたことがない(=リンクを知らない)人が検索しても、結果には表示されません。
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この方法で共有して作成したリンクを立教時間で対象の授業の学生のみに公開することで、Googleドライブの当該ファイルは、実質的にその授業の学生にのみ公開しているのとほぼ変わらない状態になります。
Googleドライブのファイル共有の詳細については、以下のページをご確認ください。
Googleドライブで共有したファイル(フォルダ)のURLを案内する際の注意
Googleドライブで権限を設定(制限)したファイル(フォルダ)のURLを案内された場合には、案内された人が適切なGoogleアカウントでGoogleにログインしていなければ、当然そのファイル(フォルダ)を開くことができません。
案内された人が立教大学のGoogleアカウントではないGoogleアカウント(たとえば、一般のGoogleアカウントや、職場のGoogleアカウントなど)でGoogleにログインした状態で案内されたURLにアクセスしようとすると、単純に開けないだけでなく、「権限が必要です」というアクセス権限をリクエストする画面が表示されてしまいます。この画面で権限をリクエストされてしまうと、ファイルのオーナー(この説明書をご覧のあなた)宛に誰からかわからないリクエストメールが届いてしまいます。

Googleドライブで権限を設定(制限)したファイル(フォルダ)のURLを案内される際には、立教大学のGoogleアカウントでログインして開くようにという内容を含めておきましょう。
記載例
このURLが開けない場合は、Webブラウザーのプライベートウインドウ機能を用いて、立教大学のGoogleアカウント(あなたのV-Campus [email protected])でログインしてアクセスしてください。
Googleドライブを用いた動画ファイルの共有設定例
注意 音声ファイルのダウンロード不可設定について
音声ファイルでダウンロードを不可に設定すると、閲覧者が再生できなくなります。ダウンロード不可で音声ファイルを提示したい場合は、静止画+音声の動画ファイルに変換した上で、Googleドライブで共有してください。
共有設定の設定例
共有設定の確認方法
動画を見ることができる時間を制限する方法
ファイルごとに設定を行うことで、動画を見ることができる時間を制限することが可能です。
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1
再生可能とする時刻にリンクの共有を設定する。
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2
再生不可能にする時刻にリンクの共有を解除(制限付きに変更)する。
Q5. 面接や会議などにGoogle Meetを利用する際のポイント
会議や面接の事前準備
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1
立教大学のGoogleアカウントのGoogleカレンダーに予定を作成します。
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Google Meetは会議手段の1つなので、Googleカレンダーでイベントを作ることが基本になります。
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Googleカレンダーのイベント画面で、「Google Meet のビデオ会議を追加」することで、会議がセットされ、MeetのURLが生成されます。
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生成されたMeetのURLを「2.参加者にMeetのURLを送付する」の手順で相手に送ることで会議ができます。
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※Meet(双方向)には最大250名参加可能。
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Meetの双方向のURLは「https://meet.google.com/○○○-○○○○-○○○」のような形式になっています。このうち、一番右のスラッシュまでの領域が「会議コード」(この例だと「○○○-○○○○-○○○」)となり、スマホアプリで指定する会議コードはこの部分になります。
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2
参加者にMeetのURLを送付する
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普段からカレンダーを共有している相手(部内の打ち合わせなど)の場合
カレンダーからゲストを招待するだけで会議に招待することが可能。 -
学外の方で立教大学のGoogleアカウントをお持ちでない場合
学外の方で立教大学のGoogleアカウントをお持ちでない場合でも、Meetに参加可能。
その場合、参加時に表示される画面に自分の名前を入れて、参加の承認を求めることになります。
また、学外の方の場合、該当のGoogleカレンダーのイベントを1クリックし、表示される会議内容のプレビュー画面にて、Meetの右側のボタンをクリックすると、URL(会議のリンク)をクリップボードにコピーすることができます。
大勢が一度に発言すると混乱が生じるため、参加者が多い場合は、あらかじめマイクをOFFにして参加するように案内しておくと良いでしょう。
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参加者にMeetのURLを送付する際の注意点(記載例)
参加者にMeetのURLを送付する際には、以下のような内容をメール等に記載の上ご案内ください。
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1Webカメラやマイクが付いたPC、もしくは、スマホからの参加が可能です。
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2スマホの場合はあらかじめ「Meet」アプリをインストールしておいてください。
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3立教大学のGoogleアカウントでログインしていないと、「参加をリクエスト」というボタンが表示されて参加できません。
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パソコンの場合
Webブラウザーのプライベートウインドウ(参考:http://s.rikkyo.ac.jp/pv)機能を用いて、右上の「ログイン」のリンクから立教大学のGoogleアカウント(あなたのV-Campus [email protected])でログインしてアクセスしてください。 -
スマホの場合
アカウントの切り替えで立教大学のGoogleアカウントを選択してください。切り替えに立教大学のGoogleアカウントが表示されていない場合は、「別のアカウントを追加」で追加できます。
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4スマホの場合は、お送りしたURLをクリップボードにコピーして「Meet」アプリを起動すると会議に参加できます。上手く参加できない場合は、URLの一番右のスラッシュまでの領域が「会議コード」(例:「○○○-○○○○-○○○」)ですので、その部分をスマホアプリの「会議コード」にコピー&ペーストして参加してください。
対応Webブラウザの注意
パソコンのInternetExplorerなど、Google Meetを使うための機能がないWebブラウザを用いると、以下の「利用を開始するには Google Video Support Plugin をインストールしてください」という画面が表示されます。 Google MeetはGoogle社のChromeというWebブラウザーに最適化されているため、Chromeをインストールして使用してください。(参考:Google Chrome ウェブブラウザ)

当日の流れ・注意点
当日の流れ
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立教大学のGoogleアカウントでログインした状態で所定の時間にMeetのURLにアクセスします。URLにアクセスすると、参加確認画面が表示されるので、カメラとマイクの設定を確認したうえで、会議に参加してください。
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参加者が立教大学のGoogleアカウントでログインしていないと、「参加をリクエスト」というボタンが表示されてしまい、すぐには参加できません。(会議や面接の事前準備「参加者にMeetのURLを送付する」参照)
急ぎの場合など、立教大学のGoogleアカウントでの認証にこだわらないのであれば、任意の名前で「参加をリクエスト」してもらい、その名前を確認して参加を承認することができます。-
※拒否することも可能。
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ポイント・注意点
近くの人と同時にMeetに参加する場合
近くの人がお互いにPCやスマホでMeetに参加すると、音声がハウリングしてしまいます。離れて参加するか、ヘッドセットを使用してください。
大勢がMeetに参加する場合
大勢が一度に発言すると混乱が生じるため、参加者が多い場合は、マイクをOFFにするよう呼びかけるとよいでしょう。
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※会議の主催者は、参加者を指定してマイクをOFFにすることができます。ただし、主催者でも参加者のマイクをONにすることはできません。
相手の声が聞こえない場合
相手の声が聞こえない場合は、「自分のスピーカーがOFFになっていないか」「相手のマイクがOFFになっていないか」のいずれかを確認してください。
相手のマイクがOFFになっている場合 |
Meetの相手のアイコンにマイク禁止マークが表示されます。 ![]() |
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自分のスピーカーがOFFになっている場合 |
Windowsタスクトレイのスピーカーマークに×が表示されます。 ![]() Macメニューバーのスピーカーマークにスピーカーだけが表示されます。 ![]() |
自分の声が相手に聞こえていなさそうだという場合
自分の声が相手に聞こえていなさそうだという場合は、「自分のマイクがオフになっていないか」「相手のスピーカーがOFFになっていないか」のいずれかを確認してください。
自分のマイクがオフになっていないか |
自分が喋った声がマイクで拾われているかどうかは、自分のサムネイル画面右下の音声波形(3本線のボリューム表示)で確認できます。 ![]() |
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相手のスピーカーがOFFになっていないか |
相手のスピーカーがOFFになっている場合は、自分からは確認できないため、別途チャット機能や、電話・メールなど他のツールで確認してください。 |
会議を録画したい場合
会議を録画できます。録画した動画は自動的にMeetのURLを生成したGoogleカレンダーに添付されます。
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議事録や面接の記録として活用することができる。
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会議に出ていない人に動画を共有する場合は、上記ファイルを個別に共有するなどしてください。
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※会議の参加者に動画共有の許諾を確認するなど、著作権の扱いに注意が必要です。
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