Google Workspace for Education(旧称:G Suite)(SPIRIT Mail 等) への不審なログインや使用が検知されると、Googleから確認のメールが送られてくることがあります。
1. Google からの確認メール内容
Google Workspace for Education(旧称:G Suite) からの確認メールの内容は様々で、なおかつ頻繁に更新されていますが、概ね以下のような内容です。
確認内容と方法
例えば以下のような場合に不審な操作として検出されることがあります。
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新しい端末、ブラウザからのログイン
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別の場所からのログイン
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第三者からと思われるログイン、ログイン試行
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アカウントでの不審なアクティビティが検出された
実際にアカウントが不正使用された場合、以下の痕跡が残っている可能性があります
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メールの一部が削除されている
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送信した覚えのないメールが宛先不明で戻ってきている
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あなたから迷惑メールが届いたと友だちに苦情を言われた
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送信した覚えのないメールが送信済みメールにある
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前回のアカウント アクティビティに、覚えのない時間に覚えのないパソコンでログインしたという記録が残っている
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Gmail の設定が変更されたが、自分で変更した覚えがない。設定には、不在通知、署名、転送、フィルタなどが含まれます
Googleから注意喚起のメールを受信した場合は、メールに記載されている手順あるいは下記リンクから不正なアクセスがなかったか確認してください。
『最近使用した端末』https://security.google.com/settings/security/activity
以下のようなページが表示されますので各端末について各項目を確認してください
- 端末:
- 自分が所有する、または心当たりのある端末であるか
- 時刻:
- この端末にログインしようとした日時に心当たりがあるか
- 場所:
- ログインした場所に心当たりがあるか (注:必ずしも正確な場所を示しているとは限りません)
- IP アドレス:
- 心当たりのある IP アドレスであるか
- ブラウザ:
- 通常使用しているブラウザであるか
なお、『最近のセキュリティ イベント』に表示される「パスワードを変更しました」の履歴は、正規のパスワード変更またはシステム連携による記録が多数含まれているため無視してください
対応
アクティビティ内容に不審な点がある場合はパスワードの変更をおすすめします。
パスワードの変更は「パスワードを変更する」のページを参考にしてください。