多要素認証について

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V-Campus IDの不正アクセスを防止し、各種サービスを安全に利用するために多要素認証を利用しましょう。

近年の情報セキュリティ事故では、不正アクセスをされた被害者の個人情報が漏洩するだけに留まらず、悪意のある第三者により次の加害者にされてしまう事例が増えています。

これらを未然に防ぐセキュリティ強化対策の一環として,本学でも多要素認証を導入しています。
想定外の事件や事故に巻き込まれず各種サービスを安全に利用するためにも、多要素認証を設定いただくことを強く推奨します。

多要素認証とは

多要素認証とは、従来のID・パスワード(知識要素)に加えて、スマートフォンなど(所有要素)利用者自身が所有する端末、指紋、顔、虹彩(生体要素)など、複数の要素を組み合わせて利用する認証方式です。

立教大学では、ID・パスワード(知識要素)と、スマートフォンの認証アプリ(所有要素)や個人用メールで受信した認証コード(ワンタイムパスワード)の2種類の認証方式を組み合わせています。仮にID・パスワードが他人に知られた場合も、アカウントの不正利用を防ぐことができます。

初期設定では多要素認証は無効化されており、有効化するためには各自設定いただく必要があります。多要素認証を有効化するまでID・パスワードによる認証のみでサービスを利用できます。

多要素認証を有効化すると、従来のID・パスワードによる認証後に認証コード(ワンタイムパスワード)を入力する画面が表示されるようになります。
多要素認証有効後に認証コード(ワンタイムパスワード)を確認できない場合は、利用者自身で多要素認証を無効化することが可能です。

多要素認証 設定後の認証イメージ

多要素認証の対象サービス

V-Campus IDを利用するサービスはすべて多要素認証の対象となります。
V-Campus IDを利用するサービスの詳細は各ページを参照してください。

多要素認証の利用開始後は、学内外問わずV-Campusサインイン時に認証コード(ワンタイムパスワード)の入力が必要となります。同一端末・ブラウザでは、30日間認証コード(ワンタイムパスワード)の入力を省略することもできます。

多要素認証の設定方法

利用者本人が設定を行うことで多要素認証が開始されます。

多要素認証利用開始までの流れ

  1. 1
    多要素認証を有効化する
    次回サインインから多要素認証が開始されます。
  2. 2
    多要素認証を利用する
    V-Campus IDにサインインする際にワンタイムパスワードを入力します。
  3. 3
    予備のメールアドレスを登録する
    スマートフォンの機種交換、故障、紛失した場合は多要素認証を一時的に解除する必要があります。一時的な解除には予備のメールアドレスの登録が必要です。

多要素認証に関するFAQ

多要素認証を有効化すると、V-Campusアカウントにサインインするとき毎回認証コードの入力が必要となりますか。

はい。ただし認証コード入力画面に表示される「このブラウザを信頼する」にチェックを入れると、30日間同一端末同一ブラウザでは認証コードの入力が省略されます。

予備メールアドレスにメールが届かない場合

登録されているメールアドレスを再度ご確認ください。設定されているアドレスが正しい場合はゴミ箱や迷惑メールに格納されてないかをご確認ください。

認証アプリをインストールしたスマートフォンを機種変更・紛失した場合どうすればよいですか。

多要素認証を一時的に解除してください。一時的に解除するためには予備のメールアドレスの登録が必要です。一時的に解除した後に新しいスマートフォンで多要素認証を再設定してください。

多要素認証を有効化後に予備メールアドレスを変更したい

V-Campus アカウント設定」からメールアドレスを変更してください。多要素認証の設定変更は不要です。

認証アプリのワンタイムパスワードでサインインが失敗する

多要素認証を一度解除しており、その際、認証アプリの情報を削除せずそのまま利用されていませんか。 多要素認証を一時的に解除した場合は認証アプリの再登録が必要です。
もし、多要素認証を無効化後に認証アプリの情報を削除されていない場合は、一度認証アプリのアカウント情報を削除し再登録してみてください。

多要素認証を有効にしたがID・パスワードのみでサインインできてしまう

[ワンタイムパスワードの設定]画面で[登録]ボタンをクリックもしくはタップし、[ワンタイムパスワード認証の設定が完了しました]と表示されましたか。
[登録]ボタンが操作されるまで多要素認証の設定が完了しないため、もし、[登録]ボタンが未操作だった場合は、一度認証アプリのアカウント情報を削除し、再度多要素認証の有効化をお願いします。

また、ワンタイムパスワードで認証する際に「このブラウザを信頼する」チェックボックスをチェックしてサインインすると、同一端末・ブラウザでは30日間ワンタイムパスワードの入力を要求されなくなります。

スマートフォンを所有していない場合はどうすればよいですか。

予備メールアドレス宛に認証コードを送信する方法があります。ただし、スマートフォンをお持ちの方は、この方法ではなく認証アプリの利用を強く推奨します。